2023/12/28 14:05
どうも、UNIS COFFEE ROASTERY店主のさいダリです。
とある方から、コーヒー豆をいただきました。
毎回送られてきていたが、飲まなくなったので、少し古くてもいいならあげるよというので、味見とカッピング目的でいただくことに。
大阪の江坂にあるTERRA COFFEE ROASTERSさんの焙煎豆各1kgづつ3袋。
スペシャルティコーヒー専門店なのか、全部浅めの煎り具合でした。
せっかくなので試飲した感想を。
-3つのコーヒーの共通項目-
使用機材はHRIO V60、円錐ペーパー、お湯92℃。
挽き具合は中挽き。
20gの粉量で300cc抽出。
1.エルサルバドル カルロスレムス パカマラハニー
名称から、中米のエルサルバドル産、カルロスレムスさんが作った、パカマラ種の豆をハニー製法で精製したと読み取れます。
また、フレーバーとしては、
フローラル、焼きリンゴ、ブドウが挙げられていますね。
個人的な感想としては、酸味が強く、フルーティさもあり、若干草っぽいニュアンスも感じられました。
これは焙煎してからかなり経過していることなども影響がありそうです。
焙煎豆の煎り具合は中浅煎りくらい(ミディアムローストかな)でした。
3つの中では特徴が一番感じにくかった。
2.コロンビア ゲイシャ ウォッシュド 4プロデューサーロット
名称からは、コロンビア産ゲイシャ種、水洗式製法、4農家のゲイシャをミックスしたロットということになるのかな。
フレーバーは、
フローラル、レモン、キャンディ、ヴァイオレット
個人的な感想は、酸味の中に甘みがあり、やわらかな印象。レモンティーが一番感じられた。
焙煎度合いは、中浅煎りか。
個人的には3つの中で一番美味しいコーヒーだった。
3.エチオピア アセファアメヌガマモ 74112 ナチュラル ナショナルウィナー
名称から、エチオピア産、アセファさんが作った、74112という品種の非水洗式製法、ナショナルウィナーに選出されたロットと読み取れます。
フレーバーは、
マンゴー、パッションフルーツ、ピンクグレープフルーツ
個人的な感想は、アナエロビックファーメンテーションなのでは?と思わせる醗酵感があり、ストーンフルーツ系の風味が感じられた。
焙煎度合いは浅煎り。
ライトローストかシナモンローストかっていうくらい浅かったです。
個人的にアナエロのような醗酵感は、毎日飲むにはちょっと印象が強すぎるかなと。
たまに飲むくらいがちょうどいい。
ということで、3つの産地、製法違いの豆を飲み比べてレビューしてみました。
好みは人それぞれ。
浅煎りが好きか深煎りが好きか。
中南米系かアジア系かアフリカ系か。
好みの味が見えてきたら、もうコーヒー通ですね。
コーヒーのことをもっと知れたら、もっと世界が広がるはず。
楽しみながら、コーヒーを学んでいきたいものです。
では、今日もおいしいコーヒーが飲めますように。
店主:さいダリ