2024/10/16 17:18
久しぶりのブログを書く店主です。
だいぶ間が空いてしまいましたが、我が家の都合でなかなか焙煎ができず、滞っておりました。
このたび再会の目処がたちまして、ようやくブログも更新できました😭
さて、先日一年ぶりのコーヒーの祭典、SCAJに行ってまいりました。
店主はSCAJ会員であるため、毎年招待状が送られてきます。
今年も同僚と一緒に参加してきました。
毎年規模感の大きさに驚かされますが、年々会場も広がり、昨今コーヒーの人気がMAXになっている気がしています。
この人気がいつまでつづくか、気になるところです。
当店は個人焙煎店として一通り会場をみまわりましたが、個人的にはスペシャルティコーヒーに食傷気味というか、慣れてしまっている感が否めません。
アナエロビックやフレーバーコーヒーなど、風味豊かな特徴的なコーヒーも、毎日飲みたいかというと微妙なところ。
好みにもよりますが、金額的にも味わい的にも、お手頃で飽きのこないベーシックな飲料としてのコーヒーを、どこか求めてしまいます。
昨今はコーヒー豆の価格も高騰し、大小すべての販売店にとって目を背けられない状況となっています。
価格を抑えつつクオリティを保つのはなかなか難しい。
その点コンビニコーヒーやチェーン店展開する大手コーヒーショップは、多少の値上がりがありつつも、比較的クオリティの高いコーヒーが提供できる点ありがたいです。
個人利用者としてはありがたいですが、販売側の立場として見ると、コンビニコーヒーほど嫌なお店はないですね。
100円ちょっと出せば、手軽にそこそこ美味しいコーヒーが飲めちゃうのですから。
今年のSCAJでは、SDGs、サスティナビリティを意識した展開や、2050年問題もあり今後もコーヒーを仕事として続けられるかを考えさせられるような出典者に目が行きがちになりました。
特に千葉にコーヒー農場があるということを知れたのも、関東住みとしてはいい発見でした。
お店をやるにしても、コーヒーだけではなく、付加価値や個人の価値提供、この人から買いたいと思わせるような知名度を高めるような展開が、今後必須であると感じています。
コーヒー業者が増え続ける中、生き残る方法はなんなのか、模索していこうと考えるいいきっかけとなった、SCAJ2024でございました。
PS.
個人的にエスプレッソマシンをグレードアップさせたいと思っており、スレイヤー、マルゾッコが欲しいですが、金額的に考えるとサンレモ、シモネリあたりが妥当か。
悩みどころです。
以上。
店主:さいダリ